ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

合コンペナントレースは、いきなり天王山(3連戦)

 

合コン3連戦初日の火蓋がきられた

 

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「○×▽■β…Why Japanese people…F××× Airbnb」 あれ、来る場所間違えた? 

 

集合時間を少し遅れた18:30過ぎ、有楽町マルイ前。そこには駅前留学をしているのかというほど英語が飛び交っていた。

 

 

遡ること前日―――。 なんでも、現役G○○gle社員主催の合コンがあると友達からLINEが入った。ちょうど手淫に耽っていた私はデフォルトで興奮状態にあり、ものの5秒で承諾。疾きこと風の如し、これは確実に乱れるパティーン・と心を躍らせていた。血沸き、肉躍る。しかし、それがまさかグローバリゼーションの入口になっていたとはその時は知る由もなかった。

 

 

時は戻り、再び有楽町マルイ前。

僕が誘った後輩はLINEを送れども見ている気配がないため、女性4人、男性3人で目的地へ歩き出す。今更隠す必要はまったくないが、グー○ル社員のオススメするレストランとはどんなものか、と方角は銀座方面。僕は財布の残金に少し不安を覚えながらも、内心ワクワクしていた。どんなおしゃれなおレストランなんだろう。

 

幹事は場所を把握していない様子で、まさにグーグル先生に助けられながら、一行は目的地に到着した。ビルのエレベーターに乗り込み2Fへ上がる。ゆっくりと開くドアを抜けるとその先は―――壁だった。

 

「店員さあん」

いや、よく見ると壁と見違えるほどの細い通路。そして完全に親しみ感すら感じてしまういつもの臭い(スメル)。まさかの大衆居酒屋だった。女子たちの顔はすこし曇っている様子。それでも、4人中2人はイケるし挽回できるだろうと自分を奮い立たせて席に着く。

 

「――乾杯」

 

ついに自己紹介という緒戦がはじまったのだ。

 

3/4がバイリンガル・パーリーピーポー

 

類は友を呼ぶ とはこのことか。

女性は4名。関西出身のA子、大学時代をNYで4年過ごしたというB子、イギリスハーフでHカップはあろうかという爆乳 ダレノガレ明美似のキャシー(仮)、そしてこちらも大学4年間はアメリカにいたというC子。

 

「なんやこの資本主義のグローバリゼーション」

 

そう、僕は英語がまったくできない。英語を聞くと、まるでこめかみに銃をつきつけられているかのような感覚に襲われ、全身の穴という穴から、冷や汗、わき汁、けつ汁が入り混じって垂れ流される、かけ流される。そして激しい動悸・息切れ・皇潤。もはや英語アレルギーに近い…てかキャシー胸でかッ。

心を折られたと思ったら、胸をみて回復。折れて、回復。折れてry

精神状態を揺り動かされすぎて、激しいストレスによる別の人格が出現するのではないかという恐怖と闘いながら、合コンは中盤へと進んでいく。

 

中盤は、序盤の自己紹介で出た特徴あるキーワードにメンバー全員でツッコミをいれていく。

 

…しかし、お笑いキャラに振りすぎたこと、一部難しい日本語とTV番組の喩えが「は?」って感じになって通じなかったり。挽回できる糸口も見つからず、割と終戦感を感じつつ、今日の元を取るべく巨乳をガン見しながらジュースを幾度も口へともっていく。序盤は毎分60語程度しゃべっていた口数も、中盤以降は毎分2語と、もはや失語症になったのかと思われるほどしゃべらなくなる、と同時にちょっとだけでもクールキャラを演出してみる。

 

遅いか!!!! 

 

2016年は貴重な土日をつぎ込んですでに6戦交えてきているが、クールキャラを装ったほうが格段に受けが良い。しかし、どうしても日頃のストレスなのかしゃべりたくなってしまうのだ。家では独り言すらつぶやくのだ。

 

終盤はもう会話の98%をキャシーが支配していた。キャシーが話す言葉にたいして7人が耳を傾け、就活生のように分かったかわかってないのかよくわからないままフンフン頷く、というかこれは合コンなのか、宗教団体の会合なのかわからないなか、意識が遠のくを感じつつ、頷きながら隙を見て胸を見る。

 

そして、 激しい残尿感を残したまま合コンは終了を迎える。

 

物語は局地戦(個別LINE)へと

 

2次会はもちろんない。それぞれの帰路へ。

 

恒例のグループLINEをつくり、「今日は楽しかったー!また飲みましょう!」という、誰も心にも思っていないコメントを残す気持ち悪いやりとりすら、女性約1名はコメントがないうえに、他3名も、「楽しかった~」にとどまり、「また飲みましょう!」のくだりはない。近年まれに見るほどの、局地戦は闘う前からベリーハードモード麒麟川島じゃないほうの中学時代レベル。

そこから次につながる確率は1%にも満たないだろう。

 

…しかし、思い出してほしい。小学生時代、やっとのことで辿り着いたミュウツーを前にして、手持ちポケモンはほぼ瀕死状態、なんならモンスターボールしか装備がないまま挑み続け、メンヘラになったかの如くモンスターボールをひたすらAB連打しながらミュウツーに投げつける、そうあの頃のことだ。

 

僕はあの頃の伝説のポケモンとの闘いの原体験を忘れていない。

「どんなに高いハードルでも諦めてはいけないよ。」そう優しく語りかけてくれているかのうような、そんなことを小さいころから教えてくれたポケットモンスター略してポケモン、そしてたじりさとし

その教訓は、僕は20年たった大人になっても、、、忘れてないよ!!!!

 

いざ参る!!!!!!