ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

相変わらずタメ語の警察となかなかアップデートされない人間の脳

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ついに免許取得後、一度も車に乗らずにこの日を迎えてしまった。

 

 

今日は免許の更新のために、なぜか選択肢が陸の孤島オンリーのためはるばる

江東区へ向かう。こんな糞イベントのために貴重な日曜日を潰してたまるものかという執念で朝7:00に起きる。

 

超クローズド・超ガラパゴス

しかし、教習所とはなんとも不思議な空間である。

受講生は、東大法学部卒だろうが、グレ過ぎて中退、もとい小退してるであろうレジェンドレベルのヤンキーだろうが、インフルエンザを撒き散らすことを人生の命題にしてる底辺だろうが、お構いなしに同じ空間に机を並べ、それはそれはほんの一瞬とも言える時間かもしれないが同じ目的を共有する。こんな人生で絶対交わらない人種が集う、もはや人種のるつぼ的な場所、いわばアメリカ。そう免許センターとはアメリカなのである。

まこと奇怪な光景だ。奇怪すぎて講義中はちょっと寝た。

 

受講生に限った話ではない。ここは生態系もガラパゴス化している。

例えば、受講前の視力検査の検査員。

 

「はい紙だしてー。レンズみてー。はい9番行ってー」

 

タメ語である。

お客様は神様文化(社畜文化の根源)のなかでぬくぬくと育った私にとっては

敬意0以下の命令ともとれるような言い方はなんとも違和感であった。

 

そして講師。

 

パンチパーマである。

 

免許の試験の時もたしか教官はパンチパーマ(以下PP)だった気もするが、

だいたいこの手の教官はは以下のような特徴がある。

・PPのくせに情にもろい

・海外旅行に一度もいったことがない

・海外行くやつを全面的にリスペクトする。

・紙一重で道を踏み外しかけてそうだ。

 

紙一重で警察官みたいな奴しかいないのかここは。

 

そして極め付けはポスター。

こんなの免許センターのために刷っているんじゃないかと疑うようなポスターが所狭しと張られていた。

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・寝込まナイトのキャンペーン中のようだ

 

講義の2時間は免許取得時の知識との差分(=アップデート)について語ってたであろう。(おそらく)

遠のく意識に抗いながら、iPhoneは簡単に情報をアップデートできるのに、人間は不便だなぁなどと感じつつ2時間の睡眠の末、無事獲得。

 

初めての更新をしてもらった新しい免許証はほんのりと温かく、そして心無しかすこし誇らしげに見えた。そんなことを感じながら帰路についたのであった。