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ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

投票所50m手前でひどくもがき苦しんだ20代青年の話

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投票にいくきっかけはひょんなことからだった。
 
すでに20代後半に差し掛かる年齢。
投票に行くのは今回で2回目。
 
つまり、恥ずかしながら20歳で投票権を得てから、過去1度しか投票をしたことがないことになる。
 
どうせ人口分布的に20代の声は拾われないだろうとか、そんなネガティブなイメージしかなかった。
 
本当にひょんなことがきっかけで、投票用紙を持って家を出て(投票用紙が必要なことすら親に手渡される直前まで忘れていたが)
 
ルーティーンのように、道中ポケモンGOを開く。しかし、7/31の月末。残パケットはちょうど底をついてしまい、急いでスマホをしまった。
 
 
投票所まで50m、あることに気づき絶望した。
 
 
あと、50m歩を進めたら、投票をしなければならないのだ。なのに、自分は投票する候補者の決定どころか、候補者全員の名前も、施策も把握していない。たしか候補者は13〜17人の間だったような気がする。その程度の知識である。
 
 
急にどうしようもなく不安になった。
 
 
こんなモチベーションで投票をして良いものだろうか。ここでは将来のための投票力のために、今回は投票という"行為"だけして、次に繋げようなんて。 しかし、投票は野球の練習試合ではない。候補者の方々からすると、一生をかけた本番なのである。
 
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急にのしかかる重圧。紙を破っていつものように無関心でいたい、とさえ思った。
 
 
 
■投票所まであと30m
 
投票所までの最終コーナーに掲示板がある。候補者のポスターが貼ってある。7名程度だ。
 
藁にもすがる思いでポスターのスローガンを読む。「おお、意外となんかTVで観たことがある人が載ってる。」認知が大事なのはこういうことかと思った。
本当に認知しているだけである種の安心感が湧き、その人に投票したいと思った。
 
眺めていると、ひときわ目を引く候補者が。
七海ひろこ…?
なんていうか、とても美人だ。もう、この人しかいないと思った。
 
 
冷静に考え直した。
 
 
■投票所まであと10m
 
 
残りのパケットは尽き、候補者を調べるのも時間がかかる。投票所にWi-Fi置いてほしいなとか思う。
 
投票所は、小学校の敷地内にあり、僕の通っていた小学校だ。建物のなかに入ると、小学生の身長に合わせた机や椅子、なんだか懐かしい匂い。手作り感満載のPTAの教室の文字。昔、鏡にボールを当てて遊んでいたら、怒られた記憶。まだ、鏡は壊れていなかった。
 
 
■投票所まで0m
 
 
 
 
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投票を終え、帰りは校舎の前で目を閉じて、昔の楽しかった思い出を振り返る。
 
あの頃の懐かしい思い出に浸りながら、小学校を感じるために投票に来るのは悪くないな、と思った。
 
 
 
次回は堂々とこれるかな?