ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

文系男子DIYの限界はミニ四駆

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DIYってかっこいいですよね   
 
 
DIYとは、"DO  IT  YOURSELF"
 
つまり、オナニーの略だ
 
 
…ではなく、自身で何かをつくったり、装飾したりする、いわゆる日曜大工的な行為のことである。
 
 
たまには休日は「男の休日」らしいことをして、ボッチなのにリア充っぽくみせたい。しかし、小中と図工、美術は5段階で2、10段階評価では3だった。
 
彫刻刀を使ったり、はんだごてが出てきたあたりからもはや課題自体が作りきれず、全部友達に任せていた記憶がある。そんな自分に何ができるのか。
 
そんなやるせない気持ちを抱えたまま、DIYの街・秋葉原に向かった
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ぶらぶらと歩いていると…
 
 
 
!!!!
 
 
こ、これは……
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フォォォォォォ
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多くの観衆に囲まれながら疾走するミニ四駆を見てかなりテンションがあがった。
 
 
昔、『爆走兄弟レッツ&ゴー』という男子しか知らないミニ四駆のアニメを見て、幼いぼくは胸を高鳴らせていた記憶がある。ちなみに豪派だ
 
 
当時、アニメをみていた男子なら全員テンションが上がる光景だろう
 
 
決めた。
 
 
ミニ四駆作ろう。
 
 
かつて小学生だった時、ミニ四駆すら作れなくて完全に親に任せていたため、ミニ四駆を自身の手で作り上げたことはなかった。
 
そんなリベンジの意味も込めて手に取ったのが、マグナムセイバーだ。
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マグナムセイバーは『爆走兄弟レッツ&ゴー』の豪が初期で使っていたミニ四駆である。ゴキブリのように高く翔ぶのが特徴だ
 
 
一瞬で心奪われ早速レジに持っていく20代後半
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スキップしながら家に帰り、開封
 
 
約20年の時を経て久しぶりに開けてみた
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中身どうなってたっけ?
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おおおおおおおおおおおおおおお
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一気にDIYがでてきた
 
 
とはいえ所詮は子供のおもちゃ、もはや良い齢した大人にかかれば15分もあれば組み立てられるだろう…と他校との練習試合に2軍を出してくる強豪野球ぐらい舐めきったマインドで説明書を取り出す
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え…………………
 
 
こんな難しかったっけ?
 
 
しかも、ドライバーとニッパー必要なの?
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ニッパーとかひく…
こんなの子供にさせるなよ…
 
 
とりあえず手がべたつくのいやなので、グリスは塗らない方向性でと心に決め、ニッパーとドライバーを用意
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さっそくパーツを漁ってみると
 
 
うわぁ、、ビスとかじんましん出るわ。。文系男子は早くも心が折れそうだ…
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久しぶりにやってみた

 
いろいろ文句を垂れながらそうこうしてるうちにさっそく製作にうつった。
 
まずは、サイドを段付ビスでとめる
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つぎに、ボディにシールを貼っていく
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ペタペタと
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TVを観ながらやると超ズレる
 
 
 
ああ、もうこういうみみっちい作業文系だから嫌いだわ。
ドードーを大量に捕まえなきゃいけないレベルで面倒くさい
 
24時間TVを観ながら、20分の間ダラダラとやりついに完成。
 
23時から始める作業じゃないぞこれと思い始める
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おお、、、ぽい
 
ボディへのシール貼りだけでなんか達成感あるし、もうやめようかな…と思いつつ
 
つぎにタイヤをつくる
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ハイスピードギヤをセット
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ギヤの置く向きに注意しながら進める
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タイヤに付ける「はとめ」と「プラスチック」
 
細けえ、、、
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クーラーはつけていないため室温は暑い。細かい作業をしているのもあわせてストレス指数がぐんぐん上がる。
 
と、その時
 
 
 
!!!
 
 
 
 
 
ガシャッ
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無残にも地面に散らばるパーツ
 
さらにビスを見失う
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ここで予備のパーツでさえも椅子の間とかに入りこんでイライラが頂点に到達する
 
 
このガシャッて空中分解する現象を3-4回起こしたのちにようやく次のステップへ (深夜1:00)
 
 
次は、もーたー…   ?
 
 
どこにも見当たらないのですが……
 
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※「モーターは別にお求め下さい」
 
え、モーター入ってないの?
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( ´ ▽ ` )!??!?!!!?!
 
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こうして思わぬ形で工程の6/11を残し、ミニ四駆DIYは終了した。というか、そもそもミニ四駆組み立てるのはDIYではない。もちろん、作業は中止なのでマシンは動くことはない。
 
しかし実際にマシンは走らずとも、みんなの心の中できっと走っているだろう。
 
 
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※一応最後まで組み立てた