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ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

『こち亀』最終回のジャンプレビュー

9/18土曜日、
深夜0:03
 
こち亀』最終回が収録されている『少年ジャンプ』を買いにコンビニへ向かった。
 
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・日付が変わって間もないためか、まだ雑誌は床に置かれていた

 
発売日の月曜日が祝日の場合は、土曜日発売になるのだ。
 
少年ジャンプ、ポテチ、コーラがあれば、他のものは何もいらないと思えるほどの今年で20年目となる少年ジャンプファンだ。この"三種の神器"はそれぞれの魅力を最大化してくれる。
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■いよいよ…ッ

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レビューに入る前に、MY・ジャンプの読み進め方について語らねばなるまい。
 
まず、ジャンプを読む目的というのは、日常の中に満足感を得ることだ。読み進め方によって『少年ジャンプ』の楽しさが2倍にも、3倍にも変わってくるため、読み進め方は非常に重要である。
 
知っている人は知っているが、『少年ジャンプ』の作品の並び順は、編集部が読者のことを考えたオススメ順などではない。基本的には人気投票順である。つまり、何も考えずに読んでしまうと、面白い作品→比較的面白くない作品へと尻すぼみになってしまう。
 
 
ぼくの場合は盛り上がりの山を2つ作るイメージで読んでいる。以下のイメージだ。
・準看板作品→その他→看板作品(※すべて主観)
 
今週でいうと具体的には、『こち亀』を除くと、『ヒロアカ』、『火の丸』、『ブラクロ』→その他→『ソーマ』、『幽奈さん』(特別枠)、『ワンピース』といった順番である。
 
こうすることで、ジャンプの読み始めの昂揚感を次期看板作品で満たした後、箸休め的に各作品を見て、最後に看板作品(+エロ)でお腹を満たすのだ。
 
単純に前から読み始めるのは、まるで大学受験の問題を機械的に大問1から解き始めるダメ受験生のようだ。試験問題も時間配分を考えて戦略的に解き進める必要がある。
 
前置きはこれぐらいにして、いよいよレビューに入る。(6作品 pick up)
 

■2016年少年ジャンプ42号レビュー

今週に限り、こち亀スタートにしてみた。
 
・『こち亀
ついに40周年もの連載に幕。最終回に加えて、連載第一回目のこち亀をオールカラー掲載。今週の『斉木楠雄』でも触れられているが本当に突然の終了だ。もっとカウントダウンとかで盛り上げても良かったのでは。
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1976年に掲載された、第1話の両さんは今のようなコミカルな画風からは程遠く、人相がめちゃめちゃ悪い。少し『ゴルゴ13』入っている気がしなくもない。さらに、開始8ページで猫に発砲したり、勤務中に喧嘩や賭博、飲酒をしたりとクソ人間部分がかなり強調されていた。
 
ただ、こんなもういい歳した中年なのに、クソ人間というベリーハードモードな設定の両さんは、後に40年間愛されるキャラへとなっていくのだ。この話を読む限りでは考えられないので、なんとも感慨深い。本当に40年間お疲れ様でした!
 
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今回はフィンラル先輩回。ブラクロ特有の貴族VS賎民の構造からの賎民アゲ。直近では、何処となくキングダムを彷彿とさせる、"八輝将"の登場、そして見事なまでの噛ませっぷり。キングダムでいう、千人将レベルの兵に次々に打破される"八輝将" たち。クローバー王国より敵国の行く末の方がが心配である。
 
そして、最後にジャンプ特有の「次回に期待させる終わり方」の構成で終了。ヴァンジャスの不敵な笑みの理由とは…!?もう今から来週が気になるッ!!
 
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火ノ丸はずっと面白い。連載開始からずーっと一歩も休まずに駆け抜けている印象。今回は高校相撲の頂点に君臨する久世草介vs天王寺獅童の闘いが決着を迎える。ところで、佑真髪おろした時、イケメンにデフォルメされすぎやろ。
 
不良のイケメンギャップは『幽☆遊☆白書』の幽介以来のギャップである。一瞬誰だか分からなかったわ!
 
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メガネくんこと三雲が相変わらずジャンプっぽくない成長スピードだ。主人公なんだからそろそろ精神と時の部屋にこもってパワーアップするべきだ。今回もまた負けてベイルアウト。しかし、ヒュースの加入で、三雲隊は近界民(ネイバー)2名+お化けトリオンのチカちゃんというチート隊へと変貌する。
 
ヒュースのボーダー加入も、すでに周りの新人たちとは、秒でハンター試験制したときのキルアと新人潰しのトンパの実力差ぐらいありそう。これで、最後のピースが揃った三雲隊の今後がさらに面白くなりそうなので期待!
 
・『鬼滅の刃』
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テンポからネーミング、キャラ設定まで何から何まで独特。「善人バカ」の炭治郎、「パワー系バカ」の伊之助、「ただのバカ」善逸の違うタイプの三バカトリオのやり取りがほんわかする。
 
今週は…鬼殺隊を操り人形にして戦うスタイルの鬼とのバトル。どことなく『NARUTO』のカグヤ+鬼童丸に影響を受けているのではないかというキャラデザイン。
 
骨が内蔵に突き刺さって激痛でも糸でもなお、無理やり動かされてる鬼殺隊のシーンがなんとも悲痛。それでも、伊之助のバカに笑わせてもらった。
 
「こ…  殺してくれ…」
「よしわかたったァ!!」
 
微塵も躊躇しない伊之助であった。
しかし、掲載順位が半分から下をうろついていたりと安定しないのでファンとしては心配が残る。
 
・『ワンピース』
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そして、最後はもちろん『ONE PIECE』。
 
現在、ビッグマム編ではあるが、サイドストーリーとしてはサンジの過去の清算も兼ねている。
 
基本、胸糞展開のサンジとジェルマの過去の因縁は置いといて、今号と並行してビッグ・マムの幹部レベルとルフィが闘ってるのにいまいち盛り上がらないのは、"敵キャラとルフィの強さの距離"が分からないからだろう。
 
バトル漫画において大事なのは強さの物差しだ。例えば、1海賊団船長vs「七武海」、1海賊団船長vs「海軍大将」、1海賊団船長vs「七武海兼、新世界闇ブローカーの首領」、1海賊団船長vs「四皇」というわかりやすい戦力差があるから面白いのだ。
 
その物差しが「懸賞金」の高さで面白かった時代もあったが、既にドフラミンゴを倒しており、5億超えが乱立して懸賞金がインフレしている今となっては、あまり参考にならないだろう。
 
もちろん、同時にキャラの歴史も重要である。
歴史とは読者のキャラに対する愛情の深さでもある。ここ何週かのポッと出では、四皇の幹部で、懸賞金が8億を超えていようが盛り上がらないものは盛り上がらない。
 
ではこれが、ルフィvsヤソップ(赤髪海賊団幹部/ウソップの父親)だとしたら…?  
 
"クソ"見たいだろう。
 
ここまでくると、ビッグマム幹部"将星"が一人を落としたウルージさんを語りたいところではあるが、今号とは関係ないので割愛したい。
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・おそらくウルージさんの必殺技「因果晒し」で将星をKOしたのだろう
 
 
以上でレビューは終了だ。今週号は土曜日発売のため、来週のジャンプまでめっちゃ日数ある。週の半ばで、"ジャンプ欠乏症"にならないよう気をつけたい。