アホみたいに怒られたら、アホみたいに謝ればいい
胸騒ぎはしていた。
全く手付かずの仕事が山積したまま
「金曜だし帰ろ♪」 というテンションで帰宅。
週明け、「それ」は爆発した。
"週末の自分"から"週明けの自分"へと華麗に仕事のしわ寄せがいく。
段取り不足は上司への報告資料に致命的な影響を及ぼした。
結果は、血祭り。
直接怒られることはもちろん、本部長に怒られると、その部下である部長も本部長から怒られ、その部下である課長が部長に怒られ、課長が教育担当を怒り、しまいには教育担当に怒られる。
つまり、負の怒られスパイラルにはまると一つのことで各階層のパイセンからキリがないほど怒られる。というか全員に怒られる。(その状態を国士無双と呼ぶ。)だから、本部長を怒らせてはいけないのだ。
それでは、次回怒られないよう再発防止策をとる?
否、そんな前向きな人間か。
そんなマインドがあるなら、怒られるキャラなはずがない。世の中には2つのタイプの人間がいる。怒られる奴と怒られない奴だ。怒られる側の人間というのは根っからのクソメンタル、性根が腐りきっているのである。
いまから話すことは、
全く成長したくない人向けのものだ。
小1の頃からひたすら教師を、先輩を、上司を怒らせ続けそれを左に受け流す術を持つ、怒られるプロからのアドバイスだ。
それでは、LESSONを始めよう。
LESSON 〜怒られた時の対処法〜
・怒られなう編
あなたは今まさに上司の目の前に立たされ、烈火のごとく怒るプンプン丸と面と向かっている。あなたはどうする? 私はこうする。
①レイプ目で上司を見つめる。
死んだ魚の目と言っても同義か。
心と体は繋がっている。つまり、覇気がない表情をすることは心を弛緩させることと同じだ。アタックポイント(ATK)の高いメンタルアタックを吸収し、被害を最小限にすることができる。岩石の巨兵の守備力を見習おう。
②声は限りなく小さく、返事は最小限に
怒られている間は、口答えは厳禁。
なぜなら一を返すと、十の怒りで返ってくるからだ。皆さんも経験があるだろう。それではどうするか。忍ぶのだ。
ポイントとしては、できる限り会話をしない。そして返事は小さく。例えばこうだ。
「わかったか!!」
「はい…」
「はい」はいけない
「はい…」
だ
「ぁい」
でも可
練習してみるといい。
③魂で聞かない
コツは相手の目をしっかり見ながら、魂を別の場所に置いとく。なあに、特殊な訓練を積めば簡単なことである。普段から寝る前のストレッチの時間に魂の出し入れもメニューに加えてみよう。これを実践するとアラ不思議時間が過ぎるのが早くなる。
最後に「わかったか!」と言われたら、(よっしゃー、やっと終わるという喜びを噛み殺して)「はい!!」と返事をしよう。(あ、大きな声でちゃった)
・怒られたあと編
怒られてる最中も苦痛ですが。実は、怒られた後のケアが一番大事。怒られた後は怒られたことをふと思い出てしまい、自己嫌悪に陥りがちだ。ずっーとくよくよしていると、そのダメージはボディブローのようにハートにダメージを与え続け、終いには精神を食い破られてしまう。それでは対処法を見ていこう。
①違うことで頭を埋め尽くす。
これは、怒られた後の模範的な行動だ。人間というのは、何もしてないとごちゃごちゃ考え始める。なぜか怒られた時のことを思い出し、落ち込む。
私のような基本的にバッドエンド映画を観るタイプの人間は、時間があるとどんどん悪い方悪い方へと考えを巡らせてしまい、小心者なので動悸をおこしがちだ。
人によっては子パンダとか動物の写真を見たり、自分がハーレムな妄想を始めたり、Xvideoで黒ギャルを検索したり、彼氏のわき毛の本数を数えてみたり、色々やり方はあるだろう。頭を情報で埋め尽くすことが非常に重要だ。
②長い人生の一瞬に過ぎないと考える
次、少し頑張れば褒められるやん!やったろ!
ポジティブな考え方過ぎるが、次、「成長したな」と褒められるためのハードルを下げたと発想を転換するのだ。これはあくまでも褒められるための布石、と。
しかし、未来を変えることはある程度の努力が必要となってくるのでできれば、努力なしに「過去」を変えたいものである。『BLEACH』で、まさかの最後急に重要キャラになった月島さんみたいに「ブックオブジエンド」使えたらばんばん"挟み込む"のになあ
③下を見る
これはよくやる。ネットで検索するもよし、見下している友人と連絡を取りあうもよし。とりあえず格下の人間とコミュニケーションをして、ああ、おれまだマシやと思うのだ。
「仕事 いや」とかで検索してみよう。
④ご褒美と考える
相談を持ちかけたら「ハア…ハア…えっ、怒られるのご褒美じゃないの?」とキョトンとしてる奴がどこかに身を潜めているはずです。そう、彼はドM村の出身。
過去に何があったのか人格を疑いそうになるがその実、一番の勝ち組だ。全てとまではいかないまでも、良いところは吸収しよう。
ということで
参考になっただろうか。
これらのことを最低3つ以上実践すれば全く成長をしない代わりに、いくら怒られても耐えられる鋼の心を手に入れることができる。
"明日のことは、明日悩めばいい"
さあ、皆さんも退職前に中間管理職の補佐、一歩手前を全力で目指そう!