ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

ポケモンを知らない人にストーリーを教えるとどうやってもこうなる

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ポケットモンスター、略してポケモンは、ポケットに収まる気がないモンスターに昼夜問わず襲われるゲームだ。

その試練は若干10歳になったばかりの若者に課される。身長でいうと130cm代、足のサイズは20に届くか届かないかの頃だ。

偉大な科学技術から生み出されたモンスターボールという名のPanasonic製の高性能服従装置により、どんなに寝起きで凶暴なモンスターもパケットに分解し、圧縮したうえで一生の服従を強いることが可能だ。

だからたまにミニスカートのお姉さんに投げると怒られる。

物語の始まりは、「押すなよ、絶対押すなよ?」並みの"お決まり"で草むらに足を踏み入れるところから始まる。

毎年、踏み入れた少年を説教したい老害にいったん誘拐されなければ物語は進まないのだ。

そして、オー〇ド博士と呼ばれる、アクティブシニアでかつ最高権威がありながら、まさかの空白の図鑑しか持ち合わせていない無能から「ポケモンを乱獲するのぢゃ!」と命令されるところから冒険は始まる。

主人公は、全く期待されておらず最低レベルのモンスターをまさかの1匹限定でしかもらえない。そして、事務リーダーと呼ばれるめっちゃ偉そうな上司を蹂躙し、バイトリーダーの証である"リーダーバッジ"を7つ強奪すると、四天王と呼ばれるポケモン界の与沢翼と戦う権利を得られる。

ちなみに事務リーダーのバッジは持っているだけで人から売買したポケモンをなぜか服従させる効果も持ち合わせている。

物語が進んでいくと、"ロケット団"と呼ばれるISIS規模のマフィア組織を1人で壊滅させないと次に進めなくなるように仕組まれており、めちゃめちゃベリーハードモードに設定されている。世界最高峰の軍事力を以ってしても殲滅することができないのに、10歳の肝だめしにしては少々おいたが過ぎるのではないか。

悪の組織の壊滅と7名の事務リーダー、そしてライバルと呼ばれる猟奇的ストーカーを5回ぐらいはね退けてようやくポケモンマスターと呼ばれる無職になるのだ。