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世の中童貞。

食物連鎖の下から2番目

【10ページ書評】『思考・論理・分析』正しく考え、正しくわかることの理論と実践

読書
時間は有限。10ページ書評とは、最初の10ページ+α程度読んで書評してしまうことだ。

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まあ実際にはもっと読むが。
ただ、読み始めた時にコーヒーをこぼしてしまった。
最悪だ。本と色付き飲料の相性の悪さは最悪だ。黄ばんでいる本というだけで読むモチベーションが下がる。

ひとまずそれは置いといて、いままでこの手のカタそうな論理学や哲学といった本は避けてきた。読もうと思ったことも多々あるがいずれも全て挫折してきた。

しかし、本書は優秀な友人から「仕事力が2段階はアップするから」と薦められたのが今回挑戦しようとした動機である。

「知識」の時代から「考える」時代へ

コンピュータ技術の発達によって知識があることの価値が下がっていることは周知の事実だろう。だって知らなきゃググれば良いから。

そのため今後必要になる能力は自ら考えて、独自の答えを自分で創り出す能力。その基礎となるのが論理的思考力
就活を経験した人なら耳タコな内容だろう。

しかし、結局論理的思考力って結局のところ何なのだ?
コミュ力?地頭力?はたまた権力?正解ってあるの?

誰もが一度は悩んだであろうその悩みを1発解決。本書は論理的思考力というものを整理し、体系立てて平易な文章で説明してくれる。

流れはこうだ。
論理的思考力を、「思考」と「論理」に分解し、章立てて丁寧に解説。そして実践編として、それらを活用した「分析」について説明してくれる。(はずだ。)

ここまで交通整理してくれる本はなかなか無い。
読了後は、いままで正解がないと思っていた議論もくっきりと輪郭が見えるようになる。

また、もう一つ好感が持てるポイントは"いわゆるな"ビジネス書ではない点だ。

ロジカル・クリティカルシンキング系のビジネス本は、必要以上に購入者を誘惑するようなタイトル付けや、目を引くような装飾を施す。

さらには、ライトに出来るだけストレスなく読んでもらうために本質的な説明がなされず、テンポやストーリー重視で組み立てているから、結局、根本の部分で「?」が残りやすい。

そのため本書は少しばかり気概が必要にはなるが、読了後は友人が言うように、大きくステップアップすることは間違いないろう。

ーー黄ばんだページとともに。