ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

【10ページ書評】ビジネスはロジカルに伝える!

時間は有限。10ページ書評とは、最初の10ページ+α程度読んで書評してしまうことだ。

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コミュ力とは何か?

文系学部出身の自分の中では一大テーマだった。

就活では、企業はコミュ力を重視するという。大学時代おしゃべり好きだった僕は、非リア充のくせに、一方的にまくし立てるように話すのが得意だった。そして、そのせいか周りから"コミュ力"があると言われていた。

就活を迎え、何となく上記のようなものは社会が求めているコミュ力とは少し違うかなとは思ったものの、結局腹落ちする答えには辿り着けなかった。

本書ではコミュニケーションをこう定義している。
コミュニケーションとは、相手と自分の頭の中を1つにすること

この文を見たとき、衝撃が走った。
今まで心に「もや」がかかっていたものが晴れたような気がした。長い闘いに終止符が打たれたのだ。

社会人一年生の時にこれと同様のことを上司にも言われてたことを思い出したが、今となっても全然意識して実践できていない事に気づかされた。

極論をいうと、僕は生まれてこのかたコミュニケーションをしたことがなかったのかも知れない。

相手と自分の頭の中を1つにする。この視点でコミュニケーションを行うことを意識すれば、全てを言わないまでも自ずと気を使うポイントが分かってくる。コミュニケーションに関わる基本を抑えたうえで体系的に整理したバイブルともいえる1冊だ。


本を読むことは自分と向き合うこと、
本は自分を客観視できるツールであること。
そして、先人からアドバイスをもらうことと改めて気づかされた本だった。