エロTシャツを着てカウントダウンJAPANに行った話
COUNTDOWN JAPAN(カウントダウンジャパン)ライブって聞いたことありますか?
僕はないです。
最近、そういうフェスイベントって流行ってますよね。
そのLIVEに、ライブ苦手なぼくがなぜか行くことになったのです。年末のカウントダウンLIVEらしいです。
ちなみに、そもそも30日に何をカウントダウンするの?というレベルの知識しかないです。
出演アーティストの名前は辛うじて知っています。でも、曲が1曲もわからない
なんなら、同日に開催しているコミケにいきたい。
どうせフェスパコを指をくわえて眺めるするなら、コミケでオフパコを指をくわえて眺めたい。
完全に心と体が違う行動をしていて、心が7つに張り裂けそうです。
でも、なぜ行くかということですが
1週間前、大学の後輩がアラサー女子と付き合いかけているが、全く気のないというので、
「そんな気がないアラサーと行ったらもう結婚まっしぐらやで! リリースしたら刺されるからワイと行こうやで!」
とノリでいったら本当に別れて草を生やしたのですが、悪ふざけの代償として代打で行くことになったのです。しかもチケット1万超えてるし。
というわけで、当日12/30を迎えるのです。
もちろんカウントダウンJAPAN Tシャツは持っていないので、アダルトJAPANエキスポ Tシャツで参戦します。
代えのシャツとしてグラドルの誕生日イベントにいったときのものを使います。
ろくなTシャツもってないな僕は。
◾︎準備
本当に何もしらないため調べてみました
・服装
会場は室内なので、9月ぐらいの服装が良いとのこと。レギンスはあったほうが良い。
ふむ、レギンスってなに?
・物販
限定Tシャツが売っているそうです。タオルもあるそうです。チケットで1万以上出してるのにこれ以上だせるか! 僕はアダルトJAPANエキスポTシャツで参戦します。
・場所
幕張メッセ。ディズニーランドの向こう側。
これがコミケの行く道の途中でなんですね…
コミケにいきたい!
ライブは12:30からのようですが、もう丸3年運動してないので体力と相談して14:30から行くことになりました。
14:00到着
入口がとても煌びやか
アダルトJAPANエキスポで貰った尾上若葉のサイン入りTシャツ
いざ、参りましょう。
◾︎前半
会場広い!!!
名前は知ってるけど1曲も知らない。
ノリ方が全くわからない無防備な状態で踊り狂っているフェス好きの群れに突入。現代版ええじゃないかの状態です。相当量、愛と勇気が必要な気がします。
そもそも人前で踊るとか無理…
と思ってたけど、周りは沢山いるようで誰も人のことは気にしていない。完全に自分の世界に没入しているようです。キモいですね。好きです。
ただ、そういうマインドセットで良いと分かれば話ははやいです。なぜなら、昔からボッチ飯、ボッチ教室移動、ボッチ遊戯王を経験している僕にとって周りの風景を消して自分の世界に入るのは得意中の得意だからです。
学ぶの語源は、真似(まね)ぶとのこと。ひたすら周りの真似をして、この回でなんとなくノリはつかめました。パンパースのような吸収力です。
パンパースといえば、ライブは長丁場ですし、トイレに行く時間がもったいないのでフェス中はパンパース穿いて垂れ流すのはありですね。
・HANKUN
湘南乃風のターバンを巻いているボーカルの人みたいです。
とても広いアリーナ席なのに人が地方の高校の文化祭レベルしかいなかったのですが、その分本当の最前列で見ることができました。
どうやら、裏でカナブンとかいうアーティストがいるからこんな少ないらしいのですが、誰でしょうか。
カナブンインビンの人かな?
ともかく歌詞は頭悪そうなワードばかりでしたが、レゲエは自分に合ってることがわかりました。不思議と体がテンポに合うのです。これで僕もリア充の仲間入りですね。
開始10分前に到着し、人をかき分けかき分けほぼ最前列へ。周りの人も言っていましたが、ライブ指定席で米粒のようなアーティストに対して手を振るのが哀れに思えてくるレベルで近いです。木村カエラは耳馴染みのなる曲が2曲ぐらい出てきたのですが全然歌詞がわからない。
ただ、木村カエラはかわいいことだけはバカな僕でもわかりました
前半戦3回戦を終え小休憩。
既にセックスの後ぐらい疲労で足が震えてます。
休憩時間はジャワビーフカレー(850円)を注文。フェスとかのチープなカレーはなぜか大好きです。
束の間のまったりとした時間を過ごし、HANKUNが全く埋まってなかったことから余裕だと踏んで開始ギリギリに次のステージへと向うことにしました。
◾︎後半戦
ラストはどうしようかな…と決まりません。
さて、後半戦1回戦目は
・Suchmos
HANKUNがアリーナの2割程度しか埋められていなかったので、余裕ぶっこいでSuchmosの会場に向かうと…
まさかの超満員でした。アリーナ2回席の立ち見が通路があるにもかかわらず3列もできる異常事態に。なんだこのアーティスト!!
たぶんフェス後に一番ハマったといっても過言ではないでしょう。通勤時はSuchmos安定になってしまいました。
次のRIP SLYMEの会場はやはり移動が必要なので出口に近いアリーナ席立ち見で鑑賞することにしました。後半にもなると戦略的にもなってきました。
メンバーの奥さんが華やかなRIP SLYME。
いやはや。RIP SLYMEは今日一でした。90年代hip-hopはすごかった。基本全ての曲はジャンプしないといけない感じだったです。どれだけジャンプさせるのでしょうか。
もうここまでくると踊らずにいられない無我の境地に陥ります。なんなら、曲がかかってなくても体が揺れます。
次はいよいよお待ちかねの大トリです。
本日のトリの選択肢は4つ。
後ろ2つは聞いたことがなく、正直DJダイノジに行きたかったです。
でも、RIP SLYMEで前方を陣取っていたので、人が抜けて雪崩式に図らずともほぼ最前列になりました。
しかし、最前列にもなると後ろからの"圧"がすごい。サビの部分になると周りが暴れ始めでどんどん後ろから押されます。そのせいか、最前列のおばちゃんは圧に耐え切れず失神し運ばれてしまいました。おそろしや
◾︎帰り
ラスト1曲をすっ飛ばしてダッシュで荷物を置き場に。もう余裕で荷物を受け取れる最高の時間帯でした。しかし、クロークの荷物をとれる権利がない僕は荷物を返してもらえず、結局30分後に戻ってきた友達をまち、ピーク時に帰ることに。ダッシュした意味がなかった…
着替えていると、女子高生が疲労からか「あー、こういう時こそ大学生の彼氏!車で迎えに来てくれないかな〜!そしたら寝られるのに〜」と宣っていました。
ふざけるのもいい加減にしてほしい!!
大学生をそんな使い方して!
社会人を使いなさい。
◾︎総括
14:30〜20:30まで休憩を入れつつも通しで6つのアーティストを見ることができました。筋肉痛が痛い。今までライブに行ったことがなかったのですが、カウントダウンJAPANライブ行ったよ!で1年間は "フェス好き" という称号が与えられることでしょう。さて、FacebookとTwitterとインスタにあげるとしますか。
来年も良い年になりますように!