歪んだ20代男子の婚活手記⑥
また仕事中に電話がかかってきた。
せめて昼休みの時間とかにかけてもらえると嬉しいのだが…
前回、2名の女性に申込みをし、第一希望の娘には断られたものの第二希望の方とはマッチングしていた。
そしていよいよ今日が対面する日。
結婚相談所では、「引き合せ」というらしい。
前日の夜、女子大生と王様ゲームをして終電を逃したことはいったん忘れて、本気の婚活にスイッチ切り替える。
しかし、参った。
何を話して良いものか。
今までに、合コン、街コン、マッチングアプリ、ナンパ、相席屋等、色々な出会いを一通り経験したことがあるが、結婚相談所は初めてである。
家族構成とか、年収とか、理想の結婚生活とか
いわゆる"プライベート"なことを真面目に話すことを考えただけで鬱になる。下ネタとか言うやいなや評価が下がりそうだ。
タクシー帰りで3:00に就寝し、
11:00の待ち合わせのため、10:00に起床。
なんとかギリギリ待ち合わせ時間に到着する。
しかし、まさかのハプニングが
相手が音信不通というのだ
・個室で30分待たされるアラサーのぼく
モチベーションは相当低いだろうか。
カウンセラーに必死に説得され、30分だけ待つことに。
結婚相手なら時間は守ってほしいなあ…と思ったり。
結果的にドタキャンではなく遅刻だったが、この遅刻で本気の婚活スイッチはOFFになり、いわゆる合コンモードで接することに決めた。
そして、登場。
第一印象は可愛らしいなという感じ。
そもそも写真の時点で可愛い娘を選んでいたので、当たり前なのだが、写真よりは可愛くなかった。(提出する写真は当たり前だがsnowなどで加工できない)
ちなみに、この"引き合せ"にはルールがある。
・今日話してみた結果を翌日の正午までにはカウンセラーに報告しなければならない。
・そこで、次回会うか、もう会わないかを決めなければならない。
・今日は連絡先を交換してはいけない
というのだ。
厳しいな…
以上を踏まえた上で、雨も降っていたので近くのコーヒーショップへ。
明らかに「初めまして」な会話だだ漏れのなか自己紹介から始める。
話しやすい、趣味も合う。しかし、普通だ。
彼女としてはアリだが、過去のブログでも結婚観を語っている通り、普通の娘と結婚したいわけではない。
普通の娘はいくらでも合コンで出会える。
ここの結婚相談所には、普段会えない"化け物"を期待している。
今回は、90分楽しくおしゃべりをし別れた。
そして明日、お断りをしようと思う。
次回に期待。