桜の名前はキラキラネームの温床である
(DQNネームとも言う)
毎年「キラキラネームランキング」が発表され、2016年版も登場した。
男の子の1位は、碧空(みらん、あとむ)
女の子の1位は、星凛(きらり、あかり)
しかし、キラキラネームというのは人間界だけの専売特許などではない。
実は、桜にもキラキラネームがつけられているのをご存知だろうか。
例えば、「普通ネーム」の代表的な桜はソメイヨシノ。
「吉野さん」なんて桜界ではなんともありふれた名前だろうか。人間界でいうと「太郎」ぐらい平凡だろう。
しかし、そんな日本を代表する花・桜もキラキラネームの流れには逆らえなかった
今日はそんな名付け親の影響をモロに受けたギャルな桜を紹介したいと思う。
また、名前の"キラキラ度"に応じてレベル分けもしてみた。では、さっそく見てみよう。
Level 1 鬱金(ウコン)
いきなりのこのレベルである。
命名者は金曜日がくるのが鬱だったのだろうか。はたまた、太古の社畜だったのだろうか。
というか、ここまで来てなぜ「〜の力」までつけなかったのか甚だ謎である。
溢れ出る当て字感。あるあるなDQNネームだ。
人間でいうと、光宙(ぴかちゅう)とか、頼音(らいおん)とかそこの部類に入るだろう。
※ちなみに「らいおん」はダイヤモンド☆ユカイの子どもの名前だそうだ
Level 2 御車返し(ミクルマガエシ)
完全に蛇足だ。
虎乃進の「乃進」ぐらい蛇足だ。虎でいいだろ。
いまはミニマリズムの時代。余分な名前は嫌われるゾ!
Level 3 上匂(ジョウニオイ)
あー、はいはいこのパティーンか。
縮めて「うえにお!」とかでいいのに、あえて訓読みとかしちゃうやつ。そもそも字余りだから語呂悪いんですよ。
人間でいうと、「まっけんゆう」 ぐらい語呂が悪い。
それか、格好つけずにいっその事「良い匂い」にすればいい。
Level 4 御所左近の桜(ゴショサコンノサクラ)
御所左近の桜…(´・_・`)
この「の」は所有格の「の」だろうか
名前じゃないだろうもはや
概念的には名前なのに「織田信長の子孫」と名付けられるイメージか。
僕の名前は、田中織田信長の子孫です!
はたまた、山田長嶋茂雄の息子とか、
上田不二周助の弟
そのまま名前にしてしまった感じだろうか。
Level 5 双子
…双子(絶望)
やってしまった。ついに現象を名前にしてしまいました
3人目だから三郎、
「お猿」だと売れないから「モンキッキー」にするぐらい浅はかな考え方だ。
Level MAX アーコレード
唐突なカタカナである。
助っ人外国人感が半端ない。
日本人でいうと、
あるいは、
いかがだっただろうか(何が)。
大半の花見好きを豪語する日本人ですら、ソメイヨシノ以外知ることもなく生を全うするだろう。しかし、一口に桜といっても実は数百種類以上あるのだ。キラキラネームきっかけでも良いので、花見をする時は少し気にかけてみては。