ヨノナカ童貞。

食物連鎖の下から2番目

【旅畜③】9割が知らないモンテネグロの世界遺産に行ってきた

 f:id:b_bf_wu3:20170508122612j:image

モンテネグロと聞いてすぐにピンとくる人は数少ないだろう。

ドゥブロヴニクに滞在して2日が過ぎ市街地、ロクルム島を観光し終えた僕たちは世界遺産の街・モンテネグロのコトルへ向かうことに決めた。

「そもそもコトルってどこ?」という話だが、コトルは世界遺産にも登録されているモンテネグロの都市で、アドリア海に面している綺麗な街…らしい(謎)

まあ色々調べても正直よく分からなかったが、なんでもドゥブロヴニクから国際バスで2時間で行けるらしいので行ってみることに。

f:id:b_bf_wu3:20170508120851j:image

コトルへ行きのバスは、ドゥブロヴニクから7:00発、11:00発、14:00発の1日3便しかない。しかも、ドゥブロヴニクに宿を取っているので帰りを考えると7:00発のバスに乗らざるをえない。

さらには国際バスターミナルのくせに、市街中心部から妙に遠く、ドゥブロヴニクの市内バスは複雑怪奇すぎて乗れないので、1時間前に宿をでて徒歩で行くことに。

よって5時に起床し、6時に宿を出発という強行スケジュールとなった。眠たすぎる。

というわけで余裕をもってバスターミナルに到着。(6:30)

f:id:b_bf_wu3:20170501135001j:image

 バスは7:00発だ

f:id:b_bf_wu3:20170501135041j:image

 まだ夏期シーズンに入っていないからか人は意外とまばらである。

f:id:b_bf_wu3:20170501151257j:image

陸路で国境を越えるため、バスに乗りながらパスポートチェックをされる。

 

地球の歩き方には2時間と書いてあったが、行きは3.5時間かかった。

 f:id:b_bf_wu3:20170502064527j:image

到着!

うおおおおおおお!?

f:id:b_bf_wu3:20170508121038j:image

建物のガラスが全部割れている!最高!!

f:id:b_bf_wu3:20170508121106j:image

このなんとも言えない荒廃感。偏見かもしれないが、いわゆるな東欧に入ると感じ取れる少しピリッとした雰囲気の変化。かつてウィーン(オーストリア)→ブタペスト(ハンガリー)に入った時にも感じたこの感覚。

 

荒廃マニアのぼくとしては一瞬にしてテンションが物凄い上がった。(クロアチアも東欧だが完全に観光地化さらており感じ取れなかった。)

やはり情報があり過ぎる観光より、あまり人がいかない土地の方が期待値とのギャップが楽しめるから好きだ。

f:id:b_bf_wu3:20170502064614j:image

ちなみに世界遺産のへは徒歩5分でいけるので、タクシーに誘われても拾う必要はない

 f:id:b_bf_wu3:20170508122143j:image

朝のマーケットも熱気がある

f:id:b_bf_wu3:20170508122118j:image

f:id:b_bf_wu3:20170508122205j:image

そして旧市街地の城壁に到着。

なんでもここを登ると絶景が堪能できるというのだ。我慢できないので早速入ることに。

f:id:b_bf_wu3:20170508124134j:image

f:id:b_bf_wu3:20170508124140j:image

旧市街地を抜けると山頂へと続く階段がある。目指すは山頂からのコトルの眺めだ。

f:id:b_bf_wu3:20170508125535j:image

こんな感じのガチの山を登る。ちょっとムリじゃね?

f:id:b_bf_wu3:20170508124418j:image

眩しそうにしている猫

周りを見てみると暴飲暴食のせいか肥えに肥えた西洋人の旅行客は1/5 あたりでもう肩で息をしている。まさかこんなガチ登山になるとは思わなかったのだろう。僕もだ。

そんなことは関係なしに5月というのに気温は30度を超えてるのではないかという猛暑日だ。

ヌーディストビーチが人で溢れていてもおかしくない筈なのに…

【旅畜②】ヌーディストビーチを全力で探してみた 〜クロアチア編〜 - ヨノナカ童貞。

 

 頂上まで半分あたりを過ぎた頃だろうか、途中、祠的なものがあったので休憩する

f:id:b_bf_wu3:20170508204059j:image

 …するも全然疲れが取れない。

ここからは、体力を最後の一滴まで振り絞って踏ん張るのが醍醐味なのだろう。

しかし、僕はゆとり教育を一身に受けた悟り世代だ。これ以上の努力はナンセンスと見切りをつけ、中途半端なところからパシャリ。

f:id:b_bf_wu3:20170508203639j:image

大、勝・利!

うん、ぜんぜんこれで撮れ高は十分ではないか!!

情けないと思うかもしれないが判断は正解だった。もう4年もまともに運動していないぼくは来た道を下り切った頃、足が使い物にならなくなっていた。

 

というわけで無事下山。

帰りのバスは死んだように寝ていたと後から友人に聞いたのは言うまでもない。

f:id:b_bf_wu3:20170508204717j:image

翌日は5時起きでギリシャのある島へ向かう

旅はまだまだ続く