最悪の休日ってこう。
貴重な土日は昼から始まる。
金曜日の夜遅くまで働いていると、金曜日を無駄にしたくないためか無駄に夜更かしをする。
そのせいで土曜日は昼に目覚めてしまう。
家には誰もいない。
朝(実質昼だが)、ご飯を作る気力もなければ外に出る気力もない。
平日に開けた、湿ったポテチを口にする。
ある程度お腹を満たしたところで、コンタクトをつけるのも面倒なのでメガネをかける。
とりあえずと歯をシャコシャコと磨きながら鏡で自分の顔を見る。
メガネの度数が高いので目が小さくなり、ブサイクな顔がいっそうブサイクに見える。
「こいつ、何のために生きてるのだろうか。」
と考えるようになる。心まで暗い。
このままでは、たんに酸素を吸って二酸化炭素を出すだけの"生き物"になりかねないと思い、午後からは何かしようと考えるも何も思いつかない。
スケジュールを埋めることに生き甲斐を感じている女子のことは軽蔑していたが、自分のような休日を回避し未来を全力で楽しむための準備なんだと気づかされる。
とりあえずなんとなく歯を磨いてスッキリしているので部屋のベッドに戻る。
寝たら1日が終わってしまうため、目を瞑りながらも絶対寝ないぞと意識をはっきりさせながら、楽しいことを思い出しながら空想に耽る。
空想に耽る。
耽る…
…
時計は17:00を指している。
「やってしまった…」と一言。
意識的に何も活動していないのになぜか夕暮れがかっている空を見上げて気が滅入る。
この時間であればまだ何かするには十分間に合うはずが、夕焼けの空は自己嫌悪を感じるには十分すぎる演出効果を持つ。
一方でとてもスッキリしている自分の肉体に腹が立つ。
ふと、そばにあるスマホですでに速報でもない今日のニュースを見る。
あっ…
自分の大好きな有名人のイベント近くでやってたんだ…
一生に一度あるかないかというほど偶然にも地元近くでイベントをやっていた。
少し足を伸ばせば行ける距離だったのに…。
このままでは終われるか。
夕飯こそは少し贅沢をしたい。
しかし、土曜日にこんな生活をしている者にグルメの素養など全くない。銀座とか、代官山とか行けば美味しいものとかあるのかな。
乗換案内で調べてみる。
銀座駅から家までの距離、往復の所要時間、探す時間、お値段。行って帰ってくるだけで3時間も奪われるのか…。ご飯なんか明日すぐに忘れてしまう快楽を求めるよりも、他のことやったほうが有意義ではないのか。
そもそも一緒に食べる友人がいてこその楽しみであって、1人で食べに行ったところで…
マイナスのイメージばかりが先行する。思考がもともとネガティブなのだ。
結局、テレビをつける。
月曜〜金曜まで働きづめですっかりと世の中のテレビ番組に追いつけなくなっていた。
チャンネルを回すと、知らない若い女芸能人がタメ口で話している。若さが売りの彼女らはその時代にたまたま頭一つ飛び抜けただけで、1年もすればまた知らない女の子に入れ替わっているのだろう。
ポテチ程度ではもちろん腹持ちするわけもなく、テレビ番組に飽き飽きしていたところでお腹が鳴る。
お腹すいたな、コンビニ行こ。
メガネをかけたままだと人前に出れないので、近場のコンビニを選択する。それでも、この格好が1番楽なのだ。
会社のお昼は専らコンビニ。もうほとんどの商品パターンは味わっているので、意志を持って選ぶというよりはむしろ、消去法で商品を選んでしまう。「これならマシだろ…」と。すべての食事をうまいうまいと食べれた子どもの頃が懐かしい。
20:00をまわる。
あと、数時間と1日でまた会社が始まる。休日の残り時間を数えられるほどに、
そこからの時間の経過は速い。
何をしたのかの記憶もなく、どんな気持ちだったのかも覚えてるわけもなく、夜更けを迎える。
夜と昼の時間の流れは絶対に違う。
こんな時間でも、今日は何もしてないから少しでも長く起きて取り戻したいと願う。まるで、若い頃のツケをずっと抱え続けている老人のようだ。
そしてまた、次の日のお昼に目覚めるのである。
ああ、重力に押し潰されないかな
【再犯】人類に迷惑をかけに20年越しに再び"アイツ"がやってきた
皆さんはまだ覚えているだろうか。
1997年2月16日放送の"とある" 番組が影響して、視聴約750人に、主に発作様症状、眼・視覚系症状、不定愁訴、不快気分、頭痛や吐き気などが確認された。
この事件以来、いまではもうお馴染みのテロップ「テレビは部屋を明るくして離れてみて下さい」が流されるようになった。
その事件はというと、、、
「ポリゴン・ショック」
(※そのシーンの静止画を探したところ、本当に目がやられたため、ブログ掲載は危険と判断しました。)
この回では、激しい光の点滅を断続的に放送されたために、視聴者に光過敏性発作が引き起こされたとされている。ポケモン世代の間ではいまでも語り継がれている、有名すぎる事件である。
もちろん、子供たちに影響を与えたポリゴンさんはテレビ出禁になり、それ以降表舞台に立つことはなくなった、、、
かに思えた
■2016年9月19日
2016年9月の三連休、お台場は混乱していた。
しかし、私は知っている。
犯人はラプラスだけではない、と。
なぜなら当日、私は現場にいたからである。
@お台場・フジTV前
ただ事ではない。雨の中、細い道におそろしいほどの人混みが出来ている。通行が困難な状態だ。何が起きたのかとスマホのアプリを立ち上げると……
あ!この後ろ姿は!!!!
こいつだ!!!!
シン・ポリゴンだ!!!!
ポリゴンが発売元、デバイスを変えて人類に復讐にやってきた!!!!
この瞬間を虎視眈々と狙っていたのだ。
恐るべし執念、ポリゴン!
かくしてポリゴンの復讐は成功し、人類は20年越しに被害を被ったのであった。
コンパニオン大好き!でもゲームショウ行くほどではない男子のために撮影してきた
「毎年毎年東京ゲームショウの美しいコンパニオンの写真を見て、行きたい!!ってなるけど、そんなにゲームやらないし、わざわざ幕張までいくのもなー」と毎年思ってはいないだろうか。
僕もその一人だ。
そんな欲しがりなムッツリ助平のために、代わりに2016年東京ゲームショウ最終日に行ってきた。
結論からいうと、とても楽しかった。。
この後予定もあり、1時間限定という制限で行ったが、時間を忘れて2時間半いてしまったほどだ。
ボッチで行ったもののシャッターを押す手がとまらず、合計で600枚超は撮影してしまった。その無限な写真群の中から選りすぐりの写真を公開しよう。
■コンパニオンランキング
ひたすら脈絡もなく上げ続けても法則性がないので、以下5部門に分けてみました。
・No.1 可愛すぎる部門
・コンパニオンがノリノリ部門
・撮影してて楽しかった部門
・ポーズがエロい部門
・個人的に刺さった部門
・その他
・No.1 可愛すぎる部門
か、可愛すぎる。。文句のつけようがないぐらいの圧倒的No.1だ。『龍が如く』にいたコンパニオン。基本、会場内は暗く、コンパニオンの撮影はフラッシュがないとだいぶきつい。しかし、ここのブースはほぼ撮影のために用意されているかのように光が当たっており、カメラ小僧度も200%を超えていた。しかし、今の残念な撮影力ではこれが限界だった。。
・コンパニオンがノリノリ部門
コンパニオンがノリノリだとかなり撮影が楽しい。なぜなら、コンパニオンとはいえ、知らない女の子を前に撮影するのは多少なり気が引けてしまうのだ。
だから、コンパニオンが楽しそうに撮影に応えてくれると、撮影する側としては楽しいし、カメラ小僧たちの雰囲気もかなり良くなる。おっさんの無茶ぶりにも笑顔で、「いいよーーー♪」と答えてくれたり、自らカメラに近づいてきてくれる彼女はまさに女神であった。
・撮影してて楽しかった部門
ステージの中央に立つ彼女はひときわ異質な輝きを放っていた。色んなポージングでカメラマンのモチベーションを誘う。 言葉は一切発することはないが、ひとしきり撮り終えて去ろうとすると、それを見透かしたかのようにまた違う顔を見せる。
そうすると、撮影者は自然とその場に釘付けになりなかなかその場を離れられず、気がついたらあっという間に人だかりができ、長居"させられて"しまう。その場を支配する彼女はまさに無言のコミュニケーションを取っていた。
・ポーズがエロかった部門
なんやねんこのポーズ・・・・・・ 好きだけど。
この日のために引き締めているモデルに相反して、コスプレイヤーはだらしない。しかしこのだらしなさこそが彼女の魅力だ。
ポージングもモデルのような「ある種のキレイさ」という制限はなく、自由奔放なのである。ちなみにこの日は「アソビモ」のステージにて、かのTop YouTuberのヒカキンとゲーム対戦していた。
・個人的に刺さった部門
この前のカメラなければめっちゃ良い写真だったのに・・・
完全に個人的趣味で選ばせてもらった。うん、かわいい。しかし、好きな娘に限って振り向いてくれないのはなぜなのだろうか。学生時代からの悩みである。そう、ぜんぜん目線くれない・・・。
チラシに書いてある空中網はおそらく中国のゲーム会社だろう。この日は8人ものモデルをステージに集めて爆音を流すという謎イベントを開催しており、いかにも規模の経済でゴリ押す中国らしいイベントの作り方であった。
・その他
『こち亀』最終回のジャンプレビュー
9/18土曜日、
深夜0:03
『こち亀』最終回が収録されている『少年ジャンプ』を買いにコンビニへ向かった。
・日付が変わって間もないためか、まだ雑誌は床に置かれていた
発売日の月曜日が祝日の場合は、土曜日発売になるのだ。
少年ジャンプ、ポテチ、コーラがあれば、他のものは何もいらないと思えるほどの今年で20年目となる少年ジャンプファンだ。この"三種の神器"はそれぞれの魅力を最大化してくれる。
■いよいよ…ッ
レビューに入る前に、MY・ジャンプの読み進め方について語らねばなるまい。
まず、ジャンプを読む目的というのは、日常の中に満足感を得ることだ。読み進め方によって『少年ジャンプ』の楽しさが2倍にも、3倍にも変わってくるため、読み進め方は非常に重要である。
知っている人は知っているが、『少年ジャンプ』の作品の並び順は、編集部が読者のことを考えたオススメ順などではない。基本的には人気投票順である。つまり、何も考えずに読んでしまうと、面白い作品→比較的面白くない作品へと尻すぼみになってしまう。
ぼくの場合は盛り上がりの山を2つ作るイメージで読んでいる。以下のイメージだ。
・準看板作品→その他→看板作品(※すべて主観)
今週でいうと具体的には、『こち亀』を除くと、『ヒロアカ』、『火の丸』、『ブラクロ』→その他→『ソーマ』、『幽奈さん』(特別枠)、『ワンピース』といった順番である。
こうすることで、ジャンプの読み始めの昂揚感を次期看板作品で満たした後、箸休め的に各作品を見て、最後に看板作品(+エロ)でお腹を満たすのだ。
単純に前から読み始めるのは、まるで大学受験の問題を機械的に大問1から解き始めるダメ受験生のようだ。試験問題も時間配分を考えて戦略的に解き進める必要がある。
前置きはこれぐらいにして、いよいよレビューに入る。(6作品 pick up)
■2016年少年ジャンプ42号レビュー
今週に限り、こち亀スタートにしてみた。
・『こち亀』
ついに40周年もの連載に幕。最終回に加えて、連載第一回目のこち亀をオールカラー掲載。今週の『斉木楠雄』でも触れられているが本当に突然の終了だ。もっとカウントダウンとかで盛り上げても良かったのでは。
1976年に掲載された、第1話の両さんは今のようなコミカルな画風からは程遠く、人相がめちゃめちゃ悪い。少し『ゴルゴ13』入っている気がしなくもない。さらに、開始8ページで猫に発砲したり、勤務中に喧嘩や賭博、飲酒をしたりとクソ人間部分がかなり強調されていた。
ただ、こんなもういい歳した中年なのに、クソ人間というベリーハードモードな設定の両さんは、後に40年間愛されるキャラへとなっていくのだ。この話を読む限りでは考えられないので、なんとも感慨深い。本当に40年間お疲れ様でした!
・『 ブラッククローバー 』
今回はフィンラル先輩回。ブラクロ特有の貴族VS賎民の構造からの賎民アゲ。直近では、何処となくキングダムを彷彿とさせる、"八輝将"の登場、そして見事なまでの噛ませっぷり。キングダムでいう、千人将レベルの兵に次々に打破される"八輝将" たち。クローバー王国より敵国の行く末の方がが心配である。
そして、最後にジャンプ特有の「次回に期待させる終わり方」の構成で終了。ヴァンジャスの不敵な笑みの理由とは…!?もう今から来週が気になるッ!!
・『火ノ丸相撲』
火ノ丸はずっと面白い。連載開始からずーっと一歩も休まずに駆け抜けている印象。今回は高校相撲の頂点に君臨する久世草介vs天王寺獅童の闘いが決着を迎える。ところで、佑真髪おろした時、イケメンにデフォルメされすぎやろ。
不良のイケメンギャップは『幽☆遊☆白書』の幽介以来のギャップである。一瞬誰だか分からなかったわ!
・『ワールドトリガー』
メガネくんこと三雲が相変わらずジャンプっぽくない成長スピードだ。主人公なんだからそろそろ精神と時の部屋にこもってパワーアップするべきだ。今回もまた負けてベイルアウト。しかし、ヒュースの加入で、三雲隊は近界民(ネイバー)2名+お化けトリオンのチカちゃんというチート隊へと変貌する。
ヒュースのボーダー加入も、すでに周りの新人たちとは、秒でハンター試験制したときのキルアと新人潰しのトンパの実力差ぐらいありそう。これで、最後のピースが揃った三雲隊の今後がさらに面白くなりそうなので期待!
・『鬼滅の刃』
テンポからネーミング、キャラ設定まで何から何まで独特。「善人バカ」の炭治郎、「パワー系バカ」の伊之助、「ただのバカ」善逸の違うタイプの三バカトリオのやり取りがほんわかする。
今週は…鬼殺隊を操り人形にして戦うスタイルの鬼とのバトル。どことなく『NARUTO』のカグヤ+鬼童丸に影響を受けているのではないかというキャラデザイン。
骨が内蔵に突き刺さって激痛でも糸でもなお、無理やり動かされてる鬼殺隊のシーンがなんとも悲痛。それでも、伊之助のバカに笑わせてもらった。
「こ… 殺してくれ…」
「よしわかたったァ!!」
微塵も躊躇しない伊之助であった。
しかし、掲載順位が半分から下をうろついていたりと安定しないのでファンとしては心配が残る。
・『ワンピース』
そして、最後はもちろん『ONE PIECE』。
現在、ビッグマム編ではあるが、サイドストーリーとしてはサンジの過去の清算も兼ねている。
基本、胸糞展開のサンジとジェルマの過去の因縁は置いといて、今号と並行してビッグ・マムの幹部レベルとルフィが闘ってるのにいまいち盛り上がらないのは、"敵キャラとルフィの強さの距離"が分からないからだろう。
バトル漫画において大事なのは強さの物差しだ。例えば、1海賊団船長vs「七武海」、1海賊団船長vs「海軍大将」、1海賊団船長vs「七武海兼、新世界闇ブローカーの首領」、1海賊団船長vs「四皇」というわかりやすい戦力差があるから面白いのだ。
その物差しが「懸賞金」の高さで面白かった時代もあったが、既にドフラミンゴを倒しており、5億超えが乱立して懸賞金がインフレしている今となっては、あまり参考にならないだろう。
もちろん、同時にキャラの歴史も重要である。
歴史とは読者のキャラに対する愛情の深さでもある。ここ何週かのポッと出では、四皇の幹部で、懸賞金が8億を超えていようが盛り上がらないものは盛り上がらない。
ではこれが、ルフィvsヤソップ(赤髪海賊団幹部/ウソップの父親)だとしたら…?
"クソ"見たいだろう。
ここまでくると、ビッグマム幹部"将星"が一人を落としたウルージさんを語りたいところではあるが、今号とは関係ないので割愛したい。
・おそらくウルージさんの必殺技「因果晒し」で将星をKOしたのだろう
以上でレビューは終了だ。今週号は土曜日発売のため、来週のジャンプまでめっちゃ日数ある。週の半ばで、"ジャンプ欠乏症"にならないよう気をつけたい。
【※ジャンプ好き以外閲覧注意】こち亀連載終了、20年分の想いを本気で振り返る
ついに『こち亀』40周年に幕を閉じる。
思えば、初めて『少年ジャンプ』を手に取ったのは、ちょうど20年前の小学一年生の頃だ。
少し自分とジャンプの歴史を振り返りたい。
(完全に記憶頼りのため、事実に間違っている部分があればすみません。)
===
20年前ーー。それは後に世界中を席巻するコンテンツ・ポケモンが産声を上げた時期でもある。
ぼくの両親が共働きだったので、学校が終わると学童クラブに預けられていた。
周りの友人が、ドッヂボールやキックベースに勤しんでいる中、ぼくは毎日毎日ジャンプのバックナンバーを読み漁っていた。
しかし、子供たちが学童の時間の中で一番楽しみにしている「おやつの時間」すらパスしてジャンプばかり読んでいたぼくが好きな漫画は、『世紀末リーダー伝たけし』(※現在トリコ連載中)、『ライジングインパクト』(※現在七つの大罪連載中)や、『遊☆戯☆王』(カプモン時代)だった。少し変わっていた幼少期であった。
・『世紀末リーダー伝たけし』はおっさんの顔をした小学生がリーダー的存在になっていく物語。しまぶーがやらかした時は本気で肩を落としたが、それまでは本当に一番大好きな作品だった
ーー時は過ぎ、小学6年生。学校では一番の先輩に当たり、小学校の校庭場所取り合戦では、先輩の権力を行使して4年生のイケメンサッカー部勢すら蹴散らしていた頃だ。彼らがリア充っぽく成長した今だと秒速で明け渡す自信があるが…。
この時期、私見ながら『少年ジャンプ』は平成の黄金期を迎えていたと思う。
特に好きだったのが『テニスの王子様』。今のような腐女子向けコンテンツではなかった時代のものだ。個人的ピークは、都大会決勝「越前リョーマvs亜久津」の試合だ。いまのテニミュだったり、恋愛シミュレーションゲーム化している『テニプリ』は当時の思いを鑑みると少し受け入れられないところがあるが、これも時代の流れだろう。。
この後、『テニスの王子様』きっかけで高校はテニス部に入ったため、人生に影響を及ぼす作品だったことは間違いない。
この頃から好きな作品はジャンプは読まず、単行本で一気に読むという自分ルールができた。このルールは、悲劇が起きてしまうまでの10年もの間継続される。(〜至大学2年生)
もう一つ夢中になったのがギャグ漫画だ。具体的には、『ボボボーボ・ボーボボ』と『Mr.フルスイング』である。いまでも面白キャラと言われるのはこの2作品が大きく影響していることは間違いない。個人的な感想でいうと、『ミスフル』は今の時代であれば腐女子ウケ狙えたのではないかと思う。イマイチパッとしないのは時期が悪かった…。
・主人公のボーボボは鼻毛真拳の使い手。いま見ても全然意味がわからない
■中学生
思春期にはいる。
図らずとも男子校に入ってしまったぼく。しかし、環境に反して体は「男性」へと成長する時期である。そう、思春期だ。(※ちなみに思春期は、15年経ったいまなお継続中)
『いちご100%』はどういう漫画かというと、いわゆる平凡な主人公がなぜか色んな可愛い娘にモテまくるちょいエロ漫画である。
健全にすくすくと育ったストレートな男の子は西野つかさか、東城あやを選ぶだろう。
しかし、とにかくこじらせていたぼくは断然北大路さつき派であった。
それは、当時の別の要因と、ぼくの初めてのオナニーの話が関係してくる。
雛は産まれて初めてみたものを"親"と認識するというが、精通も同じだ。初めてのオカズである巨乳グラドルは、今となっても自分の"親"である。この頃から歪んだ性癖が体現するようになる。(※ちなみに『TO LOVEる』ではミカド先生派)
ジャンプとは心の成長にも寄り添ってくれた雑誌なのだ。
■ついに高校生
この頃は、『DEATH NOTE』などのヒット作が生まれるが、『ワンピース』、『NARUTO』、『BLEACH』、『アイシールド21』あたりの長期連載が引っ張っていったイメージだ。つまり、ジャンプ連載の長期化が起こり、新連載がなかなかパッとしなかったと囁かれ初めていた時期だっただろうか。『アイシールド』を除く上記3作はいずれも驚異の70巻を超えている。
ちなみに真中淳平のような学園生活どころか、女子とほぼ口をきけずに高校生活は終了した。
■大学生
ついに事件が起きた。
それは忘れもしない大学2年生、合宿のバスの中。いまでも鮮明に憤りを覚える。
当時、少年ジャンプの自分ルールは新しく追加されたものと合わせて2つあった。
それは、① 1番好きなタイトルはジャンプでは敢えて飛ばして、単行本で一気読みする。② 2番目に好きなタイトルは、毎週の連載陣の中で一番最後に読む。
つまり、簡単に言うと美味しいものは最後に取っておく派だったのだ。
当時一番好きなタイトルは『ワンピース』。当時はシャボディ諸島〜インペルダウンからの戦争というスーパー激アツなタイミング。単行本を一気読みした時の充実感は憧れのアイドルとワンチャン出来た時のそれ以上のものであった。(たぶん)
しかし、まさかのその楽しみにしていたものは一挙に崩れ去ってしまった。そう、それはエースの死がネタバレされたのだ。
おそらくその衝撃度は「ラフテルとは何か」をネタバレされるよりも激しいネタバレに違いない。エースの死とは間違いなく『ワンピース』史上一番の盛り上がりのシーンなのだ。
とても悔しかった。おそらく、ハリーポッター最終巻を全部ネタバレされる感覚だろう。それ以降、小学生の頃から続けていた自分ルールは全て廃止した。
■社会人
小さい頃は、"電車内でジャンプ読んでるサラリーマンとかぜったい仕事できない奴"とか思ってたけど、そんなのはお構いなしだ。
なぜならこの20年間はジャンプとともに歩んだと言っても過言ではないからだ。その倍もの歴史を誇る『こち亀』。
小学生のときに初めて手に取ったとき以来、毎週欠かさずに読んだぼく、そして各号に毎週欠かさずに掲載されていた『こち亀』(冨樫さん…)。
敬意を表して『こち亀』最終回が収録されている号のレビューを、次回のブログでやっていきたいと思う。(※9/17土曜日0:03に購入。)
3年に一度の電車内人間模様
サラリーマンは毎朝電車にのる。
並走している電車をみると、社畜たちがドナドナのように見える瞬間が悲しい。
それでも、朝の電車の通勤時間というのは、プライベート→仕事モードへと心を切り替える大事な時間だ。
自宅→→→会社の30分間の静かな時間の中でのメンタルコントロールをすることによってその日良い仕事ができるかどうか、決まるほどである。
しかし、その日はそれどころではなかった。
いつものように電車に乗ると、怒声が聞こえるのだ。
「あんたはどっちの味方なの!?」
な、なに!?
そこには、30代後半であろう男女と20代の女性1人がもめていた。
【配置】
⚫️①②
⚫️=30代騒いでいる女性
この手のセリフドラマで見たことある!
こ、これはまさか不倫バレ!?
巷では話題のゲス不倫詰めが電車内、生LIVEで行われているのか!?
もうメンタルコントロールどころではない。
聞き耳を立てるまでもなく声は響き渡っている。相当な怒りだ。
あの男、穏やかな顔して、どんなゲス不倫をしたんだ…
30女「何が話し合いよ!話し合いなら電車を降りて駅でやるべきでしょうよ!」
20女「すみませんすみません」
30後男「いや、だから落ち着いて下さいって」「迷惑がかかるでしょうよ」
30女「じゃあ、私はどうなるのよ?!」
なるほど、やっと整理できた。
この烈火のごとく怒鳴り散らしている原因はゲス不倫などではない、20女が軽く足を踏んだか、軽くぶつかったことに対する怒りであった。
つまり、なんだ引っ越しおばさんか
だとすると、この30後男は完全に巻き込まれた…
このままズルズルいくと会社に遅刻する泥沼ENDしか見えない。
誰か、一刻も早くこのだれも得しない醜い争いを収束させてくれよと願うも、意に反してボルテージは収まるどころかどんどん上がっていく。
「もうそろそろやめてくれよ…」と周りも思いはじめたその時、思いがけない急展開を迎える。
??「うるせえばばあ」
!?
あの男、穏やかな顔してストレートに言うな、ついにキレたか。
……と思いきや、そうではなく人相の悪い30代前半の男が登場、
NEW!→◯⚫️①②
30女「は? なんで私が怒られなきゃいけないのよ!!この女が私の足をgjwpdpwjgdw」
しかし、流石は引っ越しおばさん、屈強な男を前にしてもなお激昂する。
30前男「いや、お前も俺の足踏んでんじゃん」
30女「適当な嘘言わないでよ!」
30前男「嘘じゃねーよくそばばあ」
本当にどうでもいい言い争い、世界一決定戦かのごとく、罵詈雑言ラリーの応酬である。まさに錦織圭vsマレーのラリー合戦に差し迫る様相だ。
30前男「20女が足を踏んでキレてるなら、俺もお前にキレていいんだよなあ…?」
30女「は、じゃあどうすればいいのよ!」
30前男「お前も謝れよ」
30女「この女が悪いのになんで私が謝らなきゃいけないのよ!!」
20女「すみませんすみません」
これがヒステリーというやつか。
ロジック的には、「お前はもう死んでいる」のだが、怒りという感情の行き場所がないのだ。行き場のない負の感情が成仏できずに彷徨っているのである。
そして、この本当にどうでもいい揉め事が収束する一言が30前男から放たれた。
「これ以上騒いだらまじで詰めるぞ!?」
周りの乗客 (いいぞ兄ちゃん!!)
ようやく、引っ越しおばさんは黙り、次の駅で降り電車内の静寂が取り戻された。
もちろん、この日の仕事は最悪だったことは言うまでもない。
ここらで改めて現役Google社員にGPSの仕組みを聞いてみる
GPSというものをご存知だろうか。
しかし、GPSについてきちんと理解している人はどれほどいるだろうか。
「いやいや、そんなの知ってるよ、あれだろ?
あのGoogleの位置情報のやつ!」
「衛星からくるあれだよ、あのー ……」
そう、GPSはすごく耳馴染みのあるワードであるものの実際は、"アレ"レベルの認識しか持っていないのが一般的であると思う。
■忙しいGoogle社員にくだらない質問をする
3ヶ月もの間全く連絡を取っていないGoogle社員の知人に、突然超ざっくりとした質問を投げてみる。
「ねー、ねー、GPSって何?」
バカ丸出しである。
しかし、ぼくは私立文系×ゆとり世代という
サラブレッドなバカである。
義務教育ではこんな聞き方しか習わなかったのだ。
とりあえず、返信を待っていると…
まさかのものの1分で返ってきた
ものすごく、バカ丸出しな質問だから、「え、、、いや何がw」とか言われるかと思いきや… さすがは現役のGoogle社員は寛大である。
その優しさに甘えまくって、追い打ちをかけるようにゆとりっぽい質問を投げてみる。
「雨ふったら弱まるとかあるの?」
L
バカな質問してすみませ…
あ、なるんだ
しかし、ポケモンGOやってると困るのが建物の中だ。雲程度のものに遮断されては快適なポケGOライフが過ごせないのではないか!!
すでに廃課金と言われ始める程度に四六時中ポケモンGOをやっているぼくにとっては、大問題である。
何か解決策はないか匂わせる程度に聞いてみた。
ちょっと何言ってるかわからない
学生時代は作者の心情ばかり読み取っていた私立文系出身ですら行間を読み取れなかったので聞いてみると、どうやら建物の中はWi-Fiスポットがあり、そのスポットには位置情報が構築されているため、建物のなかでも問題なくGPSを使うことができるらしいのだ。
正直、理解度はなお60%を下回るレベルではあるが、GPSちゃんは健気であることだけは分かった。
さあ、次つぎィ!!!とか勝手に意気込んでいたが…
まさに、Google社員から本場のググレかすを匂わせるような対応をを喰らったため、追加で質問することは諦めた。
しかし、何となくではあるが、なんかわかった気がする。
これでぼくも、GPSマスターだ!
なんか勢いにのって裏の仕組みまで気になってきたため、数学的観点から読み解いてみようと思って調べてみると…
あっ、(察し)
GPSはここら辺で止めておきましょう